アテナの新刊☆絵本日記☆
はじめまして。 引っ越してまいりました。 今が旬の絵本のご紹介。 アテナの裏ブログ。 どうぞよろしく。
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人気絵本作家☆再刊
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お月見から2日たってしまったのですが、今日購入したばかりの月関連の絵本をご紹介いたします。今回ご紹介の絵本は、『ぬすまれた月』作・絵/和田 誠 岩崎書店 です。

こちらの絵本は、和田さんがデビュー当時(1963年)に出版されたものをリニューアル復刊したものだそうです。

お話の内容は以下のとおり。

月が大好きな男がいて、月をとってこようと決心します。

そのために、長い長いはしごを作りました。

そして月を持って帰り、男は月を箱に隠し、ときどき取り出して、眺めていました。

男は月の形が毎日変わるのが楽しみでした。

ある晩、泥棒が覗き、何か大事なものだと思い、男が寝ているまに忍び込み、箱を盗んでいきました。

しかし開けてみると、中身はからっぽ。

泥棒は箱を捨てていってしまいました。

その日は 新月だったのだ。

箱から出ている細い三日月を見つけたのは、1人の女の人でした。

女の人は 月で たてごとをこしらえた。

それは すてきな音がした。

女の人のうたも すてきだった。 


女の人とたてごとと音楽は、たちまち大評判となり、遠くからも大勢のひとがやってきました。

外国からも招待され、船に乗って演奏旅行をしている時、バックからたてごとを取り出してみると、半月になっていて、弦が切れ、すっかりだめになってしまいました。

そして女の人はヒステリーを起こして、竪琴を海に投げ込んでしまいました。

その後、

ある日、2つの国の2つの船が
一緒に1匹の魚を釣り上げました。

こうへいに わければ ケンカをしないですむ。
そこで 半分に 切ってみると 中から ふしぎな ものが でてきた。


「これは月である」
と学者が出て発表すると、両国のえらい人がやってきて、

「これは わが国のものだ。」

「いや、われわれが保管する。

ちからずくでも わが国のものにするぞ。」

ふたつの国のまん中には

さくがたてられた。

ふたつの国の兵隊が

おたがいに 相手をみはっている。

ふたつの国は

いつ 戦争になるかわからない。

つまらないのは子どもたちだ。

せっかく なかよくあそんでたのに。

こどもたちは そうだんする。

どんなそうだん?


そして計画は実行され、無事に空に浮かぶようになりましたが、どのようにして成功したかは、読んでからのお楽しみに

一人の男性が月をとりにいったことで、国をまたいでの一大事にまで発展してしまったお話ですが、この物語はアメリカとソ連が冷戦時代に作られたもので、宇宙計画で米ソが競い合っていたことが反映されているそうです。
(作者あとがきより)

またストーリーの節目節目に「満月と新月のなるしくみ」、「日食、月食の起こり方」、「潮のみちひき」などの説明のページもくわえられています。

この説明がつくと、少し難しくなりますが、説明のページをはぶいて話せば、幼稚園の子でもでも楽しめる内容です。

また作者あとがきに以下のように記しています。

冷戦は過去のものになったけれど、

今なお世界のあちこちで戦争や危険な状態がつづいています。

本が復活するのはうれしいことですが、この物語が古くなっていないとすれば、困ったことでもあるのです。



このお言葉、とても重く受け止めました

皮肉なことに古さを感じないのは、わたしだけでしょうか?

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【2006/10/09 00:03】 | 科学 | トラックバック(1) | コメント(6)
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コメント

うーん。最初の方は、どこかで聞いたことのある話なんですが・・・。
やっぱり、はじめて聞く話です。
お月様を取りに行くって話と、そのお月様がなくなって(本当は新月だったのですが)泥棒が知らないで捨てるところ、三日月になったお月様に弦を張って楽器にするところ・・・。
ここまでくらいは、どこかの民話で読んだ気がします。

そこからは、冷戦を風刺したんですね。
解決するのは、子ども達っていうところも、何だか気に入りました。
アテナさんは、こういう復刻絵本の情報をどうやって入手しているのですか?とっても不思議です。
でも、いつもこう言う記事は楽しみにしていま~す!
【2006/10/09 10:34】 URL | かんが #0nrOdZ/U[ 編集]

かんが様、
民話でこのようなお話があったのですね。
わたしも子どもっていうところに惹かれましたv-10

絵本の情報は近所の本屋さんです。
港区青山に本店を持つ青山ブックセンター(自由が丘店)という本屋さんがあり、そこは絵本コーナーがとても充実しています。
しかもよりすぐりの絵本ばかりで、新刊絵本も充実しているのです。
で、新刊もちゃんと選んでるなって伝わる絵本ばかりですv-353
月に2回の読み聞かせ会に、フリーペーパーも毎月発刊しているのです。
リンクを貼りますので、よかったらご覧になってくださいv-219


【2006/10/10 09:55】 URL | アテナ #PsQalZOA[ 編集]
いいお話しですね☆
私も かんがさん同様、どこでいいお話を見つけていらっしゃるのか不思議でしたv-236

そうですか~
さすが、自由が丘の本屋さんですねv-87

これって、少し大きい子の方が 月の満ち欠けや お話しの重さも感じてくれそうですね…

とっても 読んでみたいと 思いましたv-9
【2006/10/10 18:36】 URL | maru #-[ 編集]

すごくいい本!私、ほしくなっちゃいました。
ほんとに冷戦が終ってもこの本の内容が古くなければ・・・
ナイスアイロニ~ですね~!
【2006/10/10 20:22】 URL | binca #-[ 編集]

maru様
いい本屋さんが近所にたまたまあるので、できる限りおもしろい絵本を皆さんにご紹介できたらと思っておりますので、そうのようなお言葉は非常にうれしいです。
ありがとうございますv-353

そうですね。
月の満ち欠けのしくみとかは小2の娘でも難しいようでした。
そこを省いて読めばおもしろいようです。



【2006/10/11 11:01】 URL | アテナ #PsQalZOA[ 編集]

binca様、
気に入ってくださって、うれしく思いますv-410
bincaさんの上のお嬢ちゃまなら月の満ち欠けのしくみやらのを説明ページを読んでも理解できるでしょうし、おすすめですv-363

今の世界状勢をみると、何だか皮肉にもとてもタイムリーな絵本だと感じます。
【2006/10/11 11:08】 URL | アテナ #PsQalZOA[ 編集]
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ちびくろ・さんぼ(2)
著者:ヘレン・バンナーマン/岡部冬彦出版社:瑞雲舎サイズ:絵本ページ数:30p発行年月:2005年09月この著者の新着メールを登録する2005年7月度 楽天ブックスランキング 2位ちびくろ・さんぼに、かわいい双子の弟ができた続編です。「うれしいな!なんてなまえがいいかな 絵本をたくさん集めました【2007/08/26 10:53】
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